株主・投資家情報

投資家のみなさまへ

平素よりみなさまには、当社グループの事業にご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

まずは、2020年3月期の事業のご報告をさせていただきます。
2020年3月期は、本業の利益を表す営業利益を黒字化することができ、復配を実施できたことで、一定の成果を上げられたのではないかと考えています。なお、親会社株主に帰属する当期純利益については、公表していた通期連結業績予想を下回る結果となりましたが、これは一部、子会社での法人税等の増加によるものです。

2021年3月期は、当社がコア事業と考える音声認識事業分野とCRM事業分野のソフトウエア開発・ライセンス事業にさらに集中して、利益率の向上を目指してまいります。
音声認識事業分野においては、ライセンス収入の増加を目指します。
コールセンター向けの音声認識市場への施策を加速させるとともに、声認証技術についても拡販に注力し、進捗や導入事例を早期に皆様にお伝えできるよう取り組んでまいります。
CRM事業分野については、新Visionaryの開発を中心に行います。
この新Visionaryの開発は、当社の事業としてVisionaryを取り扱うようになってから、初めての大規模な製品の開発です。これまで以上に顧客対応数を増やせるよう、モジュール性を高めたマルチテナント構造の新Visionaryへの開発投資を決めました。カスタマイズも少なくて済むので、当然、受注案件も増やせますし、利益率も上がります。これらの施策を着実に実行して、利益率の向上を成し遂げたいと考えています。
また、提携して2年目となるグローリー株式会社様ともより親密に連携し、ビジネス面での成果を上げていきたいと考えています。

私が代表となってから2020年3月期まで、事業の「選択と集中」を行ってまいりました。代表取締役としての3期目を終え、事業の「選択」を実施したことが、事業的にも財務面の改善にも成果を残してきたと考えています。
もちろん、まだまだみなさまにご満足いただけるレベルではないことは承知しておりますので、上に記したような利益率向上策を実施し、今後も成果を出せるよう精進してまいります。

今はまた、新たに新型コロナウイルスという脅威が世界経済に打撃を与えています。しかし、このような状況だからこそ、工夫して作業を効率化したり、新たなアイデアを得たりと、今後、社会貢献にも役立つことがあると考えて、前向きに考え続ける姿勢を忘れずにいたいと思います。例えば、感染症予防には、非接触で機器を操作できる音声コマンドがお役に立てるのではないでしょうか。このように、感染防止等の観点からも当社が社会に対して貢献できることを探し続けてまいります。

当社は2020年4月に設立20周年を迎えました。
これまでの株主・投資家のみなさまのお力添えの賜物と、深く感謝を申し上げます。

これからも、安定した経営を行いながら、変化を恐れずに社会に役立つ商品を提供できる企業を目指してまいります。

株主・投資家のみなさまには、これからもご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。





2020年6月
代表取締役社長
浦川 康孝