株主・投資家情報

投資家のみなさまへ

まずは2019年3月期について、2期連続の営業赤字となりましたことをお詫び申し上げます。
加えて、グローリー株式会社様との資本業務提携に関連する費用や、投資有価証券の減損処理による特別損失なども、親会社株主に帰属する当期純利益を押し下げる要因となりました。
ただ、営業損益については全報告セグメントで前期よりも改善しており、営業赤字幅は前年に比べて大幅に縮小いたしました。

2020年3月期は、音声認識事業とCRM事業に注力いたします。
音声認識事業においては、既存のお取引先様との関係を維持しつつ、コールセンターや会議録などの長文音声認識分野にビジネスを拡げてまいります。また、グローリー株式会社様と連携し、声による本人認証技術の開発をすすめ、新たな用途での市場を開拓してまいります。
CRM事業においては、引き続き新規顧客開拓を進めるとともに、将来の高収益化を見据えた製品開発を実施します。お客様毎のカスタマイズ対応なしでも使いやすい仕組みを取り入れ、社内リソースの有効活用による利益率の向上に取り組んでまいります。
プロモーション事業については、2019年7月1日をもって外部の企業に事業譲渡することを決めました。この事業譲渡により、当社は中核事業と考える音声認識事業やCRM事業に社内のリソースを集中して、業績向上に取り組んでまいります。

2018年9月、当社はグローリー株式会社様と資本業務提携契約を締結しました。
現在、当社では、グローリー株式会社様との業務提携の成果をできるだけ早期に出せるよう、活動しております。
技術面では、すでに始めている「本人認証プラットフォーム」を含めて、まずはセキュリティ分野での開発をすすめています。それに加え、2〜3年後に向けた基礎研究も行います。営業面では、相互の販売協力を良い形で実現させたいと考えており、交流を始めています。お互いの領域・商材の補完、新たな製品の開発と、複数の方向からグローリー株式会社様とのシナジーを追求してまいります。

また、当社独自でも声認証技術の開発と製品化をすすめています。厳格な意味での声紋認証の研究開発を行いながら、2019年6月に提供を開始した「声認証SDK for パーソナライズ」のように、ビジネス化できる部分から順次、提供を開始したいと考えています。

私から見るフュートレックの社風は、どちらかと言えば「受け身」です。これからはそれではいけません。自らアイデアを出し、開発をし、特許をとって売っていく、そういう姿勢でアクティブなフュートレックになってほしい、そうしたいと思っています。
おとなしいフュートレックを卒業して、しっかり業績を上げていけるよう取り組む所存です。
株主・投資家の皆様には、今後もご支援をいただきたく、なにとぞよろしくお願い申し上げます。





2019年6月
代表取締役社長
浦川 康孝