
vGate Translate 音声翻訳システム
訪日外国人観光客や外国人労働者数の急増、2020年オリンピック・パラリンピックの東京開催により、グローバルなコミュニケーション支援が急務となっています。
このような状況の中、総務省は2014年4月に、世界の「言葉の壁」をなくしグローバルで自由な交流を実現することをミッションとした「グローバルコミュニケーション計画」※1を発表し、その推進母体である「グローバルコミュニケーション開発推進協議会」には、フュートレックの子会社であるATR-Trekも設立発起人として参画しております。
フュートレックでは、グループ一丸となって「言語バリアフリーな世界」の実現を目指し、多様な分野で利用できる音声翻訳システムvGate Translateを提供いたします。
※1「グローバルコミュニケーション計画」(総務省ホームページ)
フュートレックの音声翻訳システム vGate Translate
フュートレックの音声翻訳システムvGate Translateは、当社の音声言語関連技術vGate ASR(音声認識)と音声合成、子会社のATR-Trekの翻訳技術を融合したシステムです。
ショッピングや日常会話などのご利用だけではなく、観光案内サービスや作業現場での指示など、ビジネスシーンでのご利用に適した音声翻訳システムをご提供いたします。

vGate Translateの特長
フュートレックの音声翻訳の4つの特長
お客様のご利用用途に合わせた翻訳システムの構築が可能
お客様の業務に必要な業界・専門用語に対応した言語データの収集・カスタマイズが可能なため、実務でご利用可能な音声翻訳が可能となります。
多言語翻訳に対応
日本語、英語、中国語(北京語)、韓国語、タイ語、インドネシア語の音声翻訳が可能です。その他の言語の翻訳については、お問い合わせください。

オフラインでの音声翻訳が可能
「音声翻訳vGate Translate」と「ローカル型大語彙連続音声認識(L-LVCSR)」を組み合わせて、
インターネットを利用せずにオフラインでの音声翻訳が可能です。
※対応言語についてはお問合せください。
導入事例:オフライン音声翻訳機 「ili(イリー)」
音声認識、機械翻訳、音声合成の技術をワンストップで提供
フュートレックグループが有する音声言語関連技術のvGate ASR(音声認識)、音声合成と翻訳技術を組み合わせたシステムのご提供が可能なため、お客様のご利用用途に応じたカスタマイズが可能です。

音声翻訳のしくみ

フュートレックグループの音声翻訳の確かな実績
フュートレックグループのATR-Trekは、株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR)で20年以上に渡り開発された音声認識・言語翻訳技術をベースとして、最新・最高の技術をお客様に提供できるよう開発・改善を行ってまいりました。また、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)とは、最新の研究成果を技術導入するとともに、共同研究によって音声翻訳関連技術の研究開発において連携を進めています。
【実績例】
- ○総務省の社会還元加速プロジェクト「地域の観光振興に貢献する自動音声翻訳の実証実験」に参加
(2009年度) - ○奈良県の「自動音声翻訳技術を活用したおもてなし促進事業」に参加(2010年)
- ○池田泉州銀行の外貨両替ショップでの「自動音声翻訳技術」の実証実験に参加(2010年)
- ○住友ゴム工業とタイヤ製造業務向けに「日中翻訳システム」を開発(2015年)
- ○ダイキンの空調製品製造業務向け「音声翻訳システム」を開発(2017年)
- ○ATR-Trekが開発・運営
・スマートフォン向け 音声翻訳サービス「しゃべって翻訳forA」
導入までの流れ

サポート
お客様のご利用用途に適した音声翻訳システムを構築するためのコンサルティングや翻訳精度向上に向けた音声翻訳・音声認識エンジン・モデルのチューニングなど技術サポートを行います。